(第五軍の将軍位用浴室にて)
まずは湯をかける。全身を濡らさねえとな。
「フギャー!」
あとシャンプー…っと。
「ニャオオオオンッ!」
さて洗うか。
ガシガシガシガシ……。
「ニャオオオーーン、アオオオオオーーン!!」
この世の終わりのような鳴き声上げてんじゃねえ!まぁテメエは被害者だから罪はねえんだけどよ。
…ったく、ディのヤツ、とんでもねえことしてくれやがる。
しかし、落ちねえな…。
ゴシゴシゴシゴシ…。
「ォオオオオーン!ニャアアアッッ!!」
しょうがねえだろ、髪粉で染められたままってわけにはいかねえんだからよ!
ずっと水色でいいのか!?よくねえだろ、猫として!!
サバーッ!!
「フギャーーーッ!!」
熱湯じゃねえだろ!?死にそうな声あげてんじゃねえ!!
コンコン。
「何を騒いでるんだ?シード。浴室から変な叫び声が聞こえると外で騒ぎになってるぞ」
アルディンか。
ハッ!!やべえ!!
そこ、開けるなよ!?猫が逃げるから!!ディのヤツがな、俺が渡した髪粉で猫を染めてやがったんだ。しょうがねえから、今、猫を洗ってんだよ
「猫を…」
「ニャオーーーン、アオオーーン!!」
あー、埒があかねえ!!おい、アルディン、お前も猫洗いを手伝えっ!!
「いや、私は馬以外の動物は無理だ。あの髪粉ならば家に専用の薬剤があるかもしれない。その猫、連れて帰ろう」
あっさり断りやがった。まぁアルディンに猫を洗えるとは思ってなかったけどよ。
専用の薬剤か。だったら、何とかしてくれそうだな。
「シードは猫を洗っているらしい。別に襲われているわけではないようだ」
ちょっと待て、アルディン!!テメエ、何処の誰になんて説明してやがる!!
っつーか、そういう誤解をしたヤツの名前を教えやがれっ!!
<END>
猫一匹で大騒ぎ。
以下、通りすがりの部下たちです。
何やら浴室が騒がしい(外にはよく声が聞こえないので猫の声とは判らない)
↓
まさかシード様が何者かに襲われているんじゃ!?
↓
けど浴室に入るわけにも!いや、入るべきだろうか!?シード様に何かあったらっ!!
↓
アルディンが通りかかる…という感じです。
おまけ話2へ行く?