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◆愛玩用動物のクリーニング実践中 (シード視点)

(第五軍の将軍位用浴室にて)

まずは湯をかける。全身を濡らさねえとな。

「フギャー!」

あとシャンプー…っと。

「ニャオオオオンッ!」

さて洗うか。

ガシガシガシガシ……。

「ニャオオオーーン、アオオオオオーーン!!」

この世の終わりのような鳴き声上げてんじゃねえ!まぁテメエは被害者だから罪はねえんだけどよ。
…ったく、ディのヤツ、とんでもねえことしてくれやがる。
しかし、落ちねえな…。

ゴシゴシゴシゴシ…。

「ォオオオオーン!ニャアアアッッ!!」

しょうがねえだろ、髪粉で染められたままってわけにはいかねえんだからよ!
ずっと水色でいいのか!?よくねえだろ、猫として!!

サバーッ!!

「フギャーーーッ!!」

熱湯じゃねえだろ!?死にそうな声あげてんじゃねえ!!

コンコン。

「何を騒いでるんだ?シード。浴室から変な叫び声が聞こえると外で騒ぎになってるぞ」

アルディンか。
ハッ!!やべえ!!
そこ、開けるなよ!?猫が逃げるから!!ディのヤツがな、俺が渡した髪粉で猫を染めてやがったんだ。しょうがねえから、今、猫を洗ってんだよ

「猫を…」
「ニャオーーーン、アオオーーン!!」

あー、埒があかねえ!!おい、アルディン、お前も猫洗いを手伝えっ!!

「いや、私は馬以外の動物は無理だ。あの髪粉ならば家に専用の薬剤があるかもしれない。その猫、連れて帰ろう」

あっさり断りやがった。まぁアルディンに猫を洗えるとは思ってなかったけどよ。
専用の薬剤か。だったら、何とかしてくれそうだな。

「シードは猫を洗っているらしい。別に襲われているわけではないようだ」

ちょっと待て、アルディン!!テメエ、何処の誰になんて説明してやがる!!
っつーか、そういう誤解をしたヤツの名前を教えやがれっ!!


<END>

猫一匹で大騒ぎ。
以下、通りすがりの部下たちです。
何やら浴室が騒がしい(外にはよく声が聞こえないので猫の声とは判らない)
  ↓
まさかシード様が何者かに襲われているんじゃ!?
  ↓
けど浴室に入るわけにも!いや、入るべきだろうか!?シード様に何かあったらっ!!
  ↓
アルディンが通りかかる…という感じです。

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