慈愛深き微笑みの
生と死の理(ことわり)を司る我らが母よ
流転なす命の源流、魂の鼓動を支えし、優しき腕(かいな)よ
命の不変なる理(ことわり)の内における、虚空なる道を照らし、生なる歩みを導きたまえ
清らかなる命の翼よ
森羅万象の生命を宿す たゆとう光よ
理(ことわり)を背負い 輪廻を司りし二柱の 悲しき叫びを聞き
魂と肉体の終焉を知りし 天秤の傾きを嘆き 人の手の為す歩みを導きたまえ
古(いにしえ)の祈りは 人の嘆きより生まれる魂の叫び
因果を司りし神の 深き業(ごう)を映せし鏡よ
醜き魂の汚れを知らざるは 失われし神の慈悲
静かなる眠りの道へ歩み行く汝へ 終(つい)の扉よ 開け
聖ガルヴァナ神の祝詞(のりと)