◆突撃☆オリキャラさんに15の質問〜病み気味取材者編〜(グリーク)
1/御名前…聞かせてください…。(何処からともなくかぼそい声が聞こえてくる)

「グリーク……(答えかけながら振り返る)」

2/僕のお仕事で…アンケート…たくさんとらなきゃいけないんです。
御協力お願い致します………。(背後から声がするかと思ったが、振り返っても姿は無い)

「……は?お前誰だ??(きょろきょろ)」

3/ごめんなさい、逃げないで…。
ともだち、多いほうですか…?(何故か身体が地面に縫われたかのように動かない)

「多いが…(汗)」

4/良いなあ、僕はあまり多くないほうでしてね…。初めの一言が言い出せずにただ黙って机の傷を数えていると何かが浮かび上がって見えるんです僕は校庭で一人で影だけが…(暗い声が耳元で長く響くが最後の方は聞き取れない)

「…そ、そうか……(内心、混乱中)」

5/(不意にトロイメライの電子音が響く)あ、上司さんから、メール…。これって初メールだぁ…。ふふ、くふふふふふ。
そうですね、お仕事、しなくちゃ…。 家族構成を教えて下さい…。

「???……ふ、普通に両親と弟がいるが…一般的な家庭だ(印も発動しなくて、焦り気味)」

6/一番好きな景色は何ですか…?(やはり身体はぴくりとも動かない)

「夜空とか好きだぞ(わけわかんねえぞ、と内心じたばた)」

7/おまじないって『御呪い』って書くんですよ…。ふふっ、ねぇ、魔法って信じますか?(この笑い声は背中が薄ら寒くなる)

「信じるかっ!!そんなものあったら苦労しない!!(訳が分からない事態にちょっとキレ気味)」

8/子供の頃って何になりたいと思っていましたか?僕はね、窒素になりたかった…。(声が背後から正面に移動した。しかし相手の姿は見当たらない)

「俺は昔から騎士希望だ!!チッソとかいうのは何だ!?だー!!フェルナン、アート、サフィン、助けろーー!!(ついに助けを呼び)」

9/絵は好きですか?描くのでも。見るのでも。僕は好きなんですよ、白いキャンバスを絵の具で埋めるんです。
白なんて消して埋めてああ守るんです白は弱いから守るためにかくして…………。(長い沈黙が続く)

「見るのも書くのも興味ない!!」

10/好きな、食べ物は、なんですか?(突然目の前に背の低い男が現れた。今までの怪奇現象はこの男が原因なのだうか?)

「林檎!!……お前、何者だ!!斬り殺してやるっ!!(激怒中)」

11/この世で一番綺麗なものは何ですか?(人間味の無い男は無表情に言う。身体はまだ動かない)

「(不利な状況だと思いつつ隙をうかがい)…綺麗なものね……剣舞だな」

12/好きな言葉は何ですか?(男が口角を上げて少し笑った)

「(少しぞっとしつつ)…勝利」

13/小さな生き物は…お好きですか?……蜘蛛とか…蛇とか…。(男の視線が自分から離れ、空を見るように顔を上げる)

「(油断無く相手を見ながら)…いいや、デカイ方がいい。馬が好きだ」

14/約束は守りますか。約束を破られたとき、あなたはどうしますか。許しますか、許しませんか。(むっとした生温い風を肌に感じる)

「(視界の端に曲がり角を曲がってきたニルオスに気づき)…内容次第だ。基本的に約束は守る」

15/…アンケートに御協力頂き、有り難う御座いました…。
ねぇ、僕、あなたのことちょっと好きになりました。連絡くださいね。約束、約束です。(男がそういった瞬間、マリオネットの糸を切ったかのように身体が崩れた。突然の事に驚いているとポケットに何かが入っていることに気付く。白い長方形の紙。あの男の名刺のようだった)

「(反射的に紙を握りつぶし、己の上官に駆け寄っていく)…ニルオス!!ニルオス、ニルオスーーー!!不審者がいたぞ!!それも執務室の目の前にだ!!何とかしろ、あれは化け物とか呪術師の類に違いない!!(首もと近くを掴んで揺さぶり、ニルオスに盛大に迷惑顔をされる)」

質問配布所:207β


〜おまけ話〜

ニルオス「はぁ?呪術師?何寝ぼけてやがんだ、てめえは」
グリーク「本当にいたんだ!!俺が嘘を言っていると思ってるのか、お前は!?身体が動かなくなり、妙なことを聞き出されたんだぞ!!」
ニルオス「何を聞かれたって?」
グリーク「好きな食い物とか小動物は好きかとか、仕事に関係のないどうでもよさそうなことだ!!」
ニルオス「(こいつ自身のことじゃねえか。ストーカーは根絶やしにしたと思っていたが、まだ根絶しにできてなかったのか?)」
グリーク「聞いてるのか、ニルオスッ!!あれはやばい!!何か対策を立てねば、必ず何か問題がおこるぞ!!」
ニルオス「(そりゃ起こるだろうな。主にお前に)わかったわかった。許可するからテメエ自身で調べてこい。遭遇したのがお前しかいない以上、お前が適任だろう」
グリーク「判った!!行ってくるっ!!(走り去り)」
ニルオス「さて……(己の執務室に入り、副官へ声をかける)おい、ネス。サフィンを呼べ!」

<END>

またもストーカー調査を命じられ、うんざりのサフィン。
ところが、調査中、自軍にもシード様ファンクラブを見つけて仰天。
真面目にニルオスへ報告。
既にシードの見合い情報を仕入れているニルオスは「ほっとけ」と命じます。



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