◆仕事仲間で対談(アスター、シプリ、レナルド、ホーシャム)



仕事仲間で対談(アスター、シプリ、レナルド、ホーシャム)


始めに対談を行うメンバーを確認したいので、おひとりずつ自己紹介をお願いします。
アスター「アスター。ガルバドス国青将軍だ」
シプリ「アスター青将軍麾下の赤将軍シプリアン」
レナルド「レナルド。以下省略」
ホーシャム「ホッホッホ」
アスター「レナルド、ホーシャム。お前ら、自己紹介になってねえぞ…」

[01] 皆さんは一体どんなことをしている組織の一員ですか?お仕事内容を少し教えて下さい。
アスター「仕事内容ねえ…(思案顔)」
レナルド「いい男の情報を得て捕まえること」
シプリ「ちょっとレナルド、続きも言ってよ。それだけで済ませたら変態みたいだし!」
アスター「あー、俺たちはガルバドス国の軍人だ。仕事内容と言われてもなー。他国への侵攻作戦の実行とか内乱の鎮圧とか。戦いがない時は公共工事も行ってるぜ」
シプリ「あぁやだやだ。血生臭くてうんざりするよ」
ホーシャム「それが仕事じゃからのぅ」

[02] 職場環境はどのような感じでしょう?
シプリ「血生臭いこと以外は特に悪くないんじゃない?アスターが上司だし、結構気ままに過ごさせてもらってるよ」
ホーシャム「そーじゃのう。高齢化社会にも対応しておるぞ」
アスター「え?(何か対応したっけ?と疑問を抱き)」
レナルド「自由気まま」
アスター「レナルド、お前はもう少し自重しろ。いきなりいなくなるな、びっくりするから(汗)」

[03] 上下関係に厳しい組織ですか?
シプリ「本来はかなり厳しいはずなんだけどね、軍は」
ホーシャム「そーじゃのう。本来、高位になるほど階級差が歴然とし、厳しくなるはずじゃがのう」
シプリ「うち(アスター部隊)は例外だね」
ホーシャム「会議を焼き芋食いながら行ったこともあるからのぅ」
アスター「(ちょっと反省)その焼き芋話は内緒にしておいてくれ。さすがに上にばれたら怒られそうだ」

[04] お仕事に最も真面目に取り組む方は…?
シプリ「ここにはいないけど、ローって言う仕事バカが一匹いるよ」
アスター「あいつは働き過ぎだ。他人の仕事まで奪おうとするやつを俺は初めて見た…」
シプリ「まぁ基本的にみんな真面目だよね」
ホーシャム「戦場では真面目にやらねば死ぬからのう」
アスター「だな」

[05] 反対に、気分次第でお仕事をされている方はいますか?
シプリ「レナルドでしょ」
ホーシャム「レナルドじゃのう」
アスター「レナルドだな。けど頼りになるやつだぜ」
レナルド「アスター、いい奴」
アスター「!!お、おう、ありがとよ」

[06] ここだけの話、報酬はどのくらい貰えますか? また、報酬の違いはありますか?
アスター「あー……俺は青だからこの中じゃ一番貰ってるよなー。びっくりするような額なのは確かだ」
シプリ「基本給も高いけど、とにかく各種手当が大きいんだよね、将軍位は。武具や馬は高額なんだけど、それらの費用は全部負担してもらえるし、家も護衛付きで貰えるし」
アスター「将軍位になると護衛なしじゃヤバイらしくてな。因果な商売だ。ちなみに青以上の屋敷は受け継がれていく。そして引退した将軍は領地を貰って地方へ行くことが多い。ようするに貴族になれるってわけだ」
シプリ「死なずに引退できたらの話だけどね。半数以上は死んで辞めるのがガルバドスの現実だよ。手当が大きいのは無事生きて辞めれても、働けない体になっているパターンが少なくないからさ」

[07] 仕事をしていて楽しいと思う時はどんな時ですか?
ホーシャム「そーじゃのう。仕事は全体的に好きじゃぞ」
アスター「砦の新築に携わったときだな」
シプリ「楽しいなんて思ったことはないよ」
レナルド「捕縛に成功したとき」
アスター「(捕縛って…)お前、人間で狩りを楽しんでねえか?(汗)」

[08] 今までやった仕事の中で、一番辛かった内容を教えて下さい。
レナルド「痴話喧嘩に巻き込まれたとき」
アスター「(痴話喧嘩?いつそんな仕事命じたっけ?)それ、仕事か?俺は激戦かなー。やっぱ生きるか死ぬかの激戦に巻き込まれたときが一番辛い」
シプリ「そうだね、アスターに同感だよ」
ホーシャム「そうじゃのう、あれはワシがまだ20代のぴちぴちの頃、北の谷で行われた戦いじゃった。あの頃は…(以下、延々と昔話が続く)」

[09] 自分はこの職業に向いていると思いますか? もしこの職業についていなかったら、今何をしていると思います?
アスター「向いてねえと今でも思ってるんだが、向いてなかったらとっくに死んでるはずなんだよなー」
シプリ「死亡率が五割近かったときも生き延びたからね」
ホーシャム「向いてない人間が最下級から将軍位まで登り詰めるわけがないからのう」

[10] 時には休養も必要です。これからも無理をせず頑張って下さいね。
アスター「ありがとよ!」

それでは、今回はこの辺にて失礼します。有り難う御座いました。

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