◆世界設定


各シリーズ共通の設定になります。
ストーリーが進むにつれ、付け加えられたり、変更があったりするかもしれません。


運命の相手(別名:相印の相手)
この世界では、15歳の時に受ける邂逅の儀で体に印が入る。
その印は一つにつき、一人の運命の相手を選ぶ。
運命の相手とは、印が強化できたり、相手がいる方角が判ったりすることがある。夜のお相手としても格別な場合が多い。
普通、一人につき一つの印だが、希に複数の印を持つ者が生まれる。
その場合、印の数だけ、運命の相手がいる。
(見た目は入れ墨みたいなもの。印の形は運命の相手と同じ形。体のどこかに現れる。主に腕)


邂逅の儀
いわゆる成人祝いのようなもの。
この世界では15歳で成人とされる。


一般的に、炎、水、風、土、緑のどれかである場合が多い。
しかし、それ以外にも稀少印と呼ばれる亜種が存在する。
人それぞれに強さも違い、印の文様が小さいほど弱く、サイズが大きいほど、能力も大きな印となる。
一定サイズ以上の印は上級印と呼ばれ、喜ばれる。(所持者の数は少ない)

七竜
邂逅の儀で現れる武具と言われているが詳しいことは定かではない。
国を問わずにあらゆるところに現れる。
長い歴史の中、多くの国に伝説を残しているため、権力者が欲する存在だが、無理矢理得ようとして、七竜の逆鱗に触れ、国自体が滅ぼされた伝説が残されているため、現在は使い手に手出ししないという不文律が生まれている。
一般的に七竜と言われているが、歴史上に姿を現した数に過ぎず、事実、七竜のみなのかは判らない。


婚姻について
この世界では同性同士がタブーではないため、同性同士の婚姻も存在する。
ただし、同性同士だと子孫を残せないため、異性婚が数も多く、一般的。
後継者を作るため、男性同士、女性同士のカップル同士で子供を作ることもある。そしてそういったことを仲介する機関もある。
また、ハーレム婚(一人と複数)もタブーではない。(むしろ貴族はそれを推奨される)
ただし、貴族以外にはほぼ見られない。
性的なことに関してはかなり寛容な世界です。


宗教(神々)
多神教です。宗教間の対立は存在しません。
神々の間に繋がりがあるからです。

ティラート
(真実、審判、誓約の神。結婚の誓いを捧げる神でもある。騎士が信仰するのはこの神が多い)
ラーウ
(水の神。海や川に面した地方で信仰されている)
ペイラン
(豊穣を司る大地の神。農民に広く信仰される)
ガルヴァナ
(生を司る神。本来は生と死の両方を司るのだが、それを忘れられているところもある)
セネラウ
(商業の神として広く慕われているが、本来は知恵の神)

以上が五大神と言われ、信者が多い神々です。

他にも、風の神(グレンディス)、炎の神(マイティス)、などがいます。
更に特定の地方や民族にしか信仰されていない土着の神様などもいます。
風の神グレンディスと大地の神ペイランの子が水の神ラーウと言われています。
そして風の神と炎の神は兄弟であると言われています。
そんな神話が存在するため、宗教間の対立がありません。