文字サイズ

◆ロディール三部作の設定話


超ネタバレが含まれていますので、読み終わった後に読まれた方がいいです。

ロディール・ローグ・ド・ミスティア
白っぽい金髪にクセのない顔立ち、180cmの長身を持つ薬師。物語スタート時は20歳ちょっとの若い青年。
のちにミスティア公アルドーの義弟となり、『10の腕を持つ』という異名持ちの腕の良い医師となる。(当人は薬師だと主張しているが、周囲には医師として認識されている)
頭はいいが、田舎育ちのため、いつまで経っても身分差と敬語がよく判らないという一面がある。
移住した島で新しい住まい(診療所)を作った後、ロウタスと結婚した。ちなみにセシャンとは結婚後も同居。セシャンがイルファーンとの家を行き来するように過ごしている。
(診療所は最初からセシャンとの同居を前提として作られているので、特に問題は起きていない)
ちなみにミスティア姓は彼だけのものであり、妻子には受け継がれない。(ミスティア家の直系の血をひかない限り、一代限りのものとなる。そのため、子供は全員ローグ姓)

ロウタス
黒髪に赤い瞳を持つリースティーア(両性体)族。
短気で喧嘩っ早く、命知らずであるため、体中傷だらけ。手に負えないような荒々しい性格だが、強い者を好む同族や海賊仲間にはかなり好かれている。
最初はロディールと犬猿の仲だったが、紆余屈折あった後、結婚した。ロディールは島でもかなりの人気者だったため、かなり周囲には嘆かれた。(年長者(特に老人達)はロウタスの危なっかしさを心配していたため、ロディールが結婚してくれるなら安心だと逆に喜ばれた)
子育てはヘタだが、子供と釣りなどをして彼なりに面倒を見ていた。

イルファーン
褐色の髪を持つかなりいい男。島でも人気者の青年。
同世代の中では一番優秀であったため、現島長に指名を受け、のちに島長になる(島長は世襲制ではない)
頭も良く、人柄も良く、武術の腕もあり、かっこいいと、すべてが揃っているかのような人物だが、恋愛面に不安定な一面があり、ロディール相手にはその部分が表に出た。
強引なところがあるセシャンに押し切られるように付き合い始め、要領の良いセシャンにたっぷりと甘やかされるようになる。両親を早くに亡くして、甘やかされることがなかったため、戸惑いつつも、居心地が良いことに気付き、いつしか愛し合うようになる。

セシャン
褐色の髪に明るい緑の瞳を持つミスティア騎士。
出世頭で将来有望な騎士だったが、出世に拘らない人物で、ロディールの護衛を志願して島へやってきた。戻ろうと思ったら城に戻ることも可能だったが、島の暮らしを選ぶ。(むしろミスティアの領主軍側はセシャンを幾度も引き戻そうとしたが、当人がアルドーの命令を盾に戻らなかった)実子は作らなかったが、ロディールの子育てを手伝っており、我が子のように可愛がっている。特に末っ子と仲がよい。
現在は、島長のイルファーンの仕事を手伝う傍ら、島の子供達に文字の読み書きや武術を教えている。子供が望むのであれば、騎士への推薦状を書こうと思っている。

アガール
ロウタスの異父兄で快活な性格の赤毛の青年。親を早くに亡くしたためにロウタスと力を合わせて育つ。お互い以外に肉親がいない。ちなみに彼とロウタスは風の印持ち。
彼とロディールの子供達はほとんどアガールの家で育てられているが、航海時はロディールの家に預けられたため、実際は半々程度で育っていると言えるかもしれない。
子供を作った後はロディールと過ごす時間が長くなったため、なんだかんだ言いつつもロディールはアガール&ロウタス兄弟と婚姻したような形になっている。
ロディールも子供を産んでくれたアガールに感謝し、とても大切にしているため、関係は良好である。

アルドー
金髪碧眼の美男子でミスティア公。ロディールとは同世代の若い領主。
彼は三人の息子を持つことになるが、長男のアルディンをずーーーっと溺愛し続けるため、ロディールには親バカだと言われ続ける羽目になる(しかし自業自得)
そしてその溺愛ぶりが酷いため、他の子供達には長兄を羨ましがられない羽目になる。
ちなみにそういう子供っぽいところがあるが、親バカな面以外はよき領主で有り続けている。
ロディールとはその後も定期的に会い、よき友人関係が続いていく。

ジャンニ
物語の時点で十代半ばという若いギランガの当主。ロディールと同じく白っぽい金髪(短髪)だが、海に出るためによく日焼けしている。海の男らしく明るく快活な性格だが、負けず嫌いで弱みを表に出さない一面もある。
結婚相手のレナートには一目惚れしたという過去がある。結婚するなら彼だとずっと決めていた。(姉がレナートの兄と婚姻している。その結婚式時にレナートに会った)
ちなみにレナートとジャンニはリバ。(ただし、レナートがたまーに受ける、という程度)
実子を作る話があったが、自分が作るのも恋人が作るのも耐えきれなかったため、結局は作らなかった。
甥っ子(ベルクート)が作ってくれればいいなと思っている。
海軍の仕事をしているレナートがなかなか帰ってこなかったりするので、内心寂しく思っている。(海軍騎士であるレナートは仕事柄、航海に出たりすることがあるため)

レナート
ストレートの綺麗な金髪に琥珀色の瞳を持つ美男子。
姉がアルドーの妻であるため、アルディンの叔父にあたる。ジャンニの結婚相手。
職業はミスティア海軍の騎士だが、ジャンニと結婚したため、港町ギランガの統治という仕事も加わった。元々、貴族の生まれであるため、統治への知識はそれなりにある。
頭の回転が早く、器用な性格であるため、結婚後もジャンニのよき力となる。
容姿がよく、それなりに遊んでいたため、結婚には前向きではなかった。しかし、アルドーに結婚の話をされた時、『お前に惚れきっているようだから結婚してやってくれ』とジャンニの思いを暴露されていたため、ジャンニに対しては好意的になる。そしてその後はジャンニの行動が彼にはとても判りやすかったため、絆され、なんだかんだ言いつつもよき夫婦となる。
ちなみに後継者のベルクートは兄の子。実子を作る話もあったが、嫉妬深い恋人が反対したため、作らなかった。
現在は統治をジャンニとベルクートに任せ、海軍の仕事の方に集中している。

ライレーン
ロディール×アガールの長男坊。ロディールとの子供は全員リースティーア(両性体)。
スティールより、少し年上になる従兄弟。物静かな性格。
のちに薬師として銀の城へ行き、腕の良さで名を知られるようになる。

リーレイン
ロディール×アガールの次男坊。もちろん薬師。
こちらもスティールより、少し年上になる従兄弟。容姿的にも性格的にも一番父親似。
ウェール一族の男に惚れ込まれ、強引な勧誘を受けて連れて行かれてしまったが、当人は島に残って家を継ぎたかった。(父親と同じく田舎好き)
相手と一緒に旅をしているが、隙を見て、島へ帰ろうとしているため、自称恋人にはストーカーまがいなほどくっつかれ、執着されている。
この次男坊だけが二重印持ち(風&緑)。他の兄弟は緑の印持ち。親同士の印の強さに差がある場合、強い方の印が子供に受け継がれやすい。ロディールとアガールではロディールの印の方が強かったので、子供は全員緑の印持ちになった。(アガールの印も十分強いのだが、ロディールの印が規格外に強い。彼はスティ&サフィの双子より強い印を持つ)
のちに黄竜シリーズに登場予定。

ウェルレイン
ロディール×アガールの三男坊。
薬師として育てられたにもかかわらず、男娼になってしまった問題児。年齢はスティと同じぐらい。白っぽい金髪を伸ばして、中性的な外見を生かして売れっ子になっていたが、好みの相手を見つけて、強引に頂いてしまった(ヤッた)。というわけでリバもいけるが、性格的にはバリ攻めでS。
特に気に入った相手が中央大陸にあるパスペルト国海軍将軍という超エリート。もちろん強引にヤったあげく、自分なしではいられないぐらい調教してしまったというとんでもない人物である。(親はこの事実に気付いていないが、弟の性格をよく知る長男坊は気付いている)

ジルレイン
ロディール×アガールの四男坊。薬師兼海賊。
全体的に線が細く、顔立ちが整っている。その上、白っぽい金髪がけぶるように顔を縁取っているため、妖精のように見える。……というわけで大変容姿がいいが、中身は父親似のマイペース人間。やられたらやりかえす性格。外見どおりの儚げな受だと思っていたら大間違いという見本のような人物。
見た目がいいため大変モテる。求婚者が山のようにいる。

ノルレイン
唯一、ロウタスを母とする息子。母は違うが兄弟仲は大変良好。両親も好きだが、それ以上にセシャン×イルファーンの二人に懐いている。
他の兄は父親譲りの金髪だが、彼だけは母親譲りで黒髪。
話の時点では十代半ばから後半ぐらいをイメージ。つまりスティのお相手であるウィダーぐらいの世代。ご近所のセシャン&イルファーンに懐いているため、性格的にもセシャンに似てしまった。当人も島長を目指しているので、意図的にセシャンのように振る舞っている。
ノルレインよりも年上の世代に、もう一人、島長候補の人物がいて、ノルレインはその相手が気になっている。出来れば落としたいなーなどと思っているので、島長になれたら恋愛にも有利だな、と頭の良い彼は考えている。(当然、診療所も継ぐつもりである)